日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、 ウイルスに接触しないことが大切です。
また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って室内を適度な湿度に保つことは有効な予防方法です。
体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。
ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂います。
加湿器などで室内を適度な湿度(50~60%)に保ちましょう。
手洗いは接触による感染を防ぎ、うがいは口の中を洗浄し、のどの乾燥を防ぎます。
病原体であるウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
インフルエンザが流行してきたら外出する際はマスクを着用しましょう。罹患した人には、咳やくしゃみの飛沫から他人への感染を防ぐ効果もあります。『人に対して』という意味で『エチケットマスク』などといわれることもあります。
最も確実な予防は流行前にワクチン接種を受けることです。
特に、高齢者や心臓や肺に慢性の病気を持つ人、気管支喘息を持つ小児など、インフルエンザにかかると重症化したり、合併症を引き起こしたりする可能性の高い人(ハイリスク群(別ウィンドウで開きます))は、医師と相談の上、早めに接種することが望ましいと考えられます。
ワクチン接種は、インフルエンザへの感染または重症化の予防となります。ただし、ワクチン用のウイルスは孵化(ふか)鶏卵で培養するため、卵などにアレルギー、けいれんの既往症、免疫不全のある人、熱を出している場合などには接種できないことがあるので、医師に相談してください。
更新日:2021/5/13