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インフルエンザのQ&A

インフルエンザとかぜは、どう違いますか?
インフルエンザとかぜは、原因となるウイルスの種類が異なり、別々の病気です。通常の“かぜ”(普通感冒)はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急な高熱が特徴です。さらに、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。
インフルエンザの「合併症」にはどんなものがありますか?
インフルエンザの合併症には中耳炎、気管支炎、肺炎、脳炎(インフルエンザ脳炎)などがあります。特に小児では初期症状として発熱、痙攣、意識障害などを起こすインフルエンザ脳炎、高齢者では肺炎の発症の可能性があり注意が必要です。具合が悪くなったら早めに医療機関を受診しましょう。
インフルエンザの「発症」とは、どういう意味ですか?
発熱、倦怠感、筋肉痛、くしゃみや咳などの症状があらわれることを「発症」といいます。インフルエンザに感染してから発症するまでの期間は個人差がありますが、1~3日(平均2日)です。
同じシーズン中でインフルエンザに二度かかる可能性はありますか?
可能性はあります。
インフルエンザウイルスは、突然変異を起こしやすいウイルスで、毎年流行を繰り返すたびに突然変異を起こし、少しずつ違った性質のウイルスが現れます。
特にA型は、変異を起こしやすいといわれています。突然変異で性質が違っていると、今までの免疫で防げなくなることがあるため、以前かかったインフルエンザと同じようなタイプのインフルエンザに、もう一度かかる可能性があります。
インフルエンザにかかったら、いつ頃から学校や会社へ行ってもよいですか?
2012年4月に改訂された学校保健法では、「発症した後5日を経過、かつ解熱した後2日(保育所や幼稚園に通う幼児にあたっては解熱した後3日)を経過するまで」は登校を控えるようにと定められています。ただし、「病状により学校医、その他の医師において伝染のおそれがないと認めたときは、この限りではない」となっているので、医師に相談して、登校日を決めるとよいでしょう。
社会人が職場に復帰する目安については、特に決まりはありませんので、医師にご確認ください。

更新日:2021/5/13